店長/前職:個人経営/男性

子どもの
小さな成長に、
気づくことが
できる幸せ。

篠原 建

34歳
店長
2013年入社

前職は?

原宿でバーの経営をしていました。売上は悪くなかったです。しかし結婚して、子どもが生まれ、考えが変わりました。バーのオーナーの仕事は、お客さまと飲むことです。毎日飲みながら接客し、閉店後も場所を変えて飲み続け、帰るのは明るくなってから。オーナーに休みはほぼなく、夕方まで寝たら、すぐにまたお店へ。だから家族といる時間は、酔っているときだけでした。転職を決意したのは、そんな生活を変えたかったからです。もっと子どもとふれあいたかったし、妻も「将来どうするの?」と心配していましたから。

転職先に鳥貴族を選んだ理由は?

焼鳥が好きでしたから、転職先を探すとき、「焼鳥 一番」で検索しました。鳥貴族が出てきました。知らないお店でしたから、一度行ってみたんです。圧倒されました。私が働いてきたバーとは真逆の世界。みんなが笑顔で、接客も前のめり。インスピレーションで「ここかな?」と感じました。それと、いままで組織を知らずに働いてきましたから、大きな会社を経験してみたいという気持ちもありました。

入社してみて、抱いた感想は?

バーとは接客スタイルがまるでちがいますが、流されやすい性格のせいか、そこはすぐになじめました。しんどかったのは体力面ですね。同じ飲食でも、バーの接客は、カウンターの中で立っている時間がほとんど。それが一転してホールを動き回ることになり、体がびっくりしちゃった。あまりに疲れて、休憩中に2時間くらい寝ちゃったこともあります(さすがに怒られました……)。ただそれは、ふだん運動不足な人が、いきなりハードなスポーツをやるようなもの。慣れるまでだと思い、歯を食いしばりました。

いま感じる、鳥貴族の魅力は?

子どもと過ごす時間が圧倒的にふえました。幼稚園の送り迎えをしたり、いっしょにテレビを見たり、公園に遊びに行ったり。子どもも、私と遊べるのを楽しみにしてくれているようで、毎日「パパ明日休み?」と聞いてくれます。かわいいです。そばにいる時間が長くなったことで、ちょっとした成長を感じることもふえました。たとえばお風呂に入りたくないとき、前はただ「いや」と言うだけだったのが、ちゃっかり言い訳して逃げるようになったな、とか(笑)。実家に連れて行く余裕も生まれました。おじいちゃん・おばあちゃんもよろこんでくれています。

鳥貴族の課題だと思うところは?

女性の働きやすさとか、住宅手当をつくるべきでは? とか、細かいところではいろいろあると思いますが……。「これだ」というものはないです。ベテランの先輩社員たちは、「むかしに比べると本社や役員の方々と距離感が出てきた」と言っていますが、会社がこれだけ大きくなると、仕方がない面もあるのかなと思いますし。

今後の目標は?

いつかはもう一度、自分のお店を持ちたいです。鳥貴族には独立支援制度もありますし。でもいまはまだ、自信がないですね。鳥貴族には「焼鳥屋で世の中を明るくする」という理念があって、それが現場にものすごく浸透している。だから社員だけでなくアルバイトの子たちも、お金のためじゃなく、「お客さまによろこんでいただくために働く」という意識が強い。この一体感から生まれる楽しさを、私は鳥貴族で知りました。今度独立するなら、そういうお店をつくりたい。自分ひとりでも、それができる。まずは、そういう確信が持てるようになることが目標ですね。

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