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外国人の部下の、
育て方。

武山 徹

店長
2014年入社

価値観の違いを、乗り越えろ。

大手百貨店、商社を経て、鳥貴族に転職。入社8ヶ月で広尾店の店長になりました。広尾店は繁華街のように、何もしなくてもお客さまが来るような立地ではありませんでした。売上を伸ばすには、リピーターの獲得が鍵となります。私が着任した時点で、リピーターはお客さまの1/4程度。物足りない数字でした。サービスレベルを上げ、「また来たい」と思っていただけるお店にしなければなりません。ところが広尾店の場合、ひとつネックがありました。スタッフ約20名の大半が、外国人留学生だということです。当時の彼ら・彼女らのアルバイト理由は基本的にお金。モチベーションはあまり高くありませんでした。いかにスタッフたちの気持ちを変えるか。試行錯誤の日々がはじまりました。心がけたのは、やさしい気持ちで接すること。「何でできない?」と詰めるのではなく、「こうすればできるよね?」と語る。たとえ話を交えて、わかりやすく伝える。相手の立場になって、愛情を持つとともに、粘り強く指導を続けました。

「こんなにできるようになって……
うるうる」。

やがてポツポツと、変化があらわれました。目つきがわるく、声もちいさかった子が、お客さまに「うちで雇いたい」と言われるほど愛想が良くなった。キッチンの子が手の空いた時間にカウンターのお客さまのお皿を下げ、「店長、この子気がきくから褒めてあげて!」と絶賛された。常連さまと仲良くなり、日本語の発音を直してもらう子を見かけるようになった。外国語なので内容はわからないけど、仕込みの時間に「あ、仕事教えあっているな」と感じる場面もふえた。そんな光景を見るたび、目頭が熱くなりました。1年がたったころにはお客さまの半分がリピーター。売上も毎月、前年同月比110%前後で推移してきました。他店の平均が100~101くらいですから、群を抜いて高い数字です。私も彼ら・彼女らの指導を通じて、精神的に強くなれました。最初はカリカリすることも多かったですが、「こんなこともできないんだ」と笑って受け止められるようになったんです。もしもアルバイトが日本人ばかりだったら? こんなに成長できなかったかもしれませんね。

先輩に質問

Q.1

入社の決め手は?

独立するにはまとまりのあるチームをつくるスキルが必要と考え、鳥貴族ならそれができると思いました。しかしいまでは鳥貴族で働くほうが面白くて、独立は当面いいや、と思っています。

Q.2

鳥貴族のいいところは?

むずかしいところです。数字だけを見れば「鳥貴族伸びてるねー」という印象ですが、それに中身が伴うようにするのはすごく大変。だからこそ、それができたときに「やってきてよかった」という達成感を味わえます。

Q.3

休日の過ごし方は?

最近、バンド活動を復活させました。ギター担当です。オリジナルを歌うバンドで、曲づくりにも力を入れています。

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